ゲノム編集について、新たな動きがありましたのでご報告させていただきます。
ゲノム編集について、よくわからない方は以前に配信した動画がありますので、そちらを先にご覧ください。
ご覧になった方は動画の先をご覧ください。
10/24に厚労省に、新しいゲノム編集食品としてゲノム編集ヒラメが「届出」されました。届出をした事業者は、すでにゲノム編集マダイ、ゲノム編集トラフグなどを開発/販売しているリージョナルフィッシュ社です。
このヒラメの届出で、日本国内で市場流通が可能となったゲノム編集食品は、高BAGAトマト(シシリアンルージュハイギャバ)、可食部増量マダイ、高成長トラフグ、ワキシートウモロコシ、高GABAトマト(中玉トマト)と、6品目になりました。
なお、現時点では「上市未定」となっているので、すぐに市場流通することはないかもしれません。
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名称:高成長ヒラメ(8D系統)
レプチン受容体遺伝子欠損
すでに届出されているゲノム編集トラフグと同様の遺伝子操作が行われていると思われます。食欲抑制因子の「レプチン」と結合するレプチン受容体遺伝子を欠損させることで、満腹中枢が刺激されないため、人為的に過食状態を引き起こす。
2022年11月4日 「事前相談」資料を受理。
2023年10月23日 厚労省 遺伝子組換え食品等調査会(非公開)で「届出に該当する」と判断される。
10月24日 事前相談者に結果を連絡
10月24日 届出を受理
農水省にも情報提供が出されると思いますが、現時点では農水省のサイトには未掲載
リージョナルフィッシュ社からもまだリリースは出ていないようです。
続報が入りましたら、またお知らせします。
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